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『アメトーーク!』『ネタパレ』…アマチュア芸人”ラランド”がメディアに呼ばれ続ける理由

考察記事

プロフィール

コンビ名:ラランド

個人名:サーヤ・ニシダ

結成年:2014年

所属事務所:フリー

突如現れたスーパー”アマチュア”

昨年のM-1グランプリ2019

決勝に進出した10組のうち7組が初進出という運営の英断により、かまいたち和牛といった常連勢に加え、ぺこぱオズワルドなどの新勢力が混じり、大会後は各所で「過去最高の大会」と称された。

優勝したミルクボーイは今やテレビに引っ張りだこ。M-1チャンピオンとして過酷な毎日を過ごしている。

しかしミルクボーイとは別のルートでテレビに引っ張りだこのある芸人がいる。

それが、準決勝まで進出したラランドだ。

GYAOで配信された3回戦のネタ動画が公開されると、「”変ホ長調”以来のアマチュアファイナリストが誕生するかもしれない」と瞬く間にお笑いファンの間で話題となった。

惜しくも決勝に進出とはならなかったが敗者復活で大きな爪あとを残し、その後も元旦に放送された「おもしろ荘」を始め「そろそろにちようチャップリン」や「うちのガヤがすみません!」「アメトーーク!」などさまざまなバラエティ番組に呼ばれている。

では、なぜラランドはここまでテレビやラジオに引っ張りだこなのだろうか?

いくつかの理由を挙げて考察していく。

キャラクター

ラランドは【サーヤが広告会社勤務のOL、ニシダが現役大学生(現在は2度目の退学により在学はしていない)】と芸人としては特殊なキャラクターを持っている。これは事務所に所属している芸人には絶対に手に入らないキャラクター。唯一無二なのだ。

テレビやラジオは分かりやすいキャラクターの芸人を起用するのが一般的だ。例えば、今テレビで活躍する芸人だと、EXITは【チャラい】、宮下草薙は【ネガティブ】、納言は【やさぐれ】など分かりやすくいじったりしやすいキャラクターを持っている。

ラランドはその条件に十分に満たしている。

サーヤはオアシズのように元OLではなく現役OLという肩書きを持ち、ニシダは上智大学に通っていた高学歴の大学生、そのうえ二度退学をしているという特殊な経歴を持っている。

これでもかと質問攻めができるコンビ。メディアにはもってこいの人材だ。

さらに広告会社に勤務しているサーヤは”メディア側”としての視点でもラランドを売り出すことができる。

これがメディアに呼ばれる大きな要因だろう。

漫才

もちろんラランドがメディアから引っ張りだこなのはそれだけではない。

M-1グランプリの準決勝まで進出した確かな漫才の実力も大きな要因の一つだ。

事務所には所属せず、養成所も通っていないがお互い大学のお笑いサークルに所属していた。一般的にはあまり知られていないが、ナイチンゲールダンス令和ロマンGパンパンダなどテレビやライブシーンで活躍する芸人を次々と輩出しているのは大学のお笑いサークル。大学のお笑いサークルは近年、非常にレベルが上がっているのだ。

その中でもラランドは大学のお笑いサークル日本一を決める「NOROSHI」で優勝をしたり数々のタイトルを総なめにしてきた。

★2019年12月のチャンピオン【ラランド(フリー)】TBSラジオ「マイナビLaughter Night」

プロ顔負けというかプロ

ラランドは基本コント漫才が中心。

ボケのサーヤは元子役なので、演技力によってボケのテンポや抑揚も自由自在に操ることができ、お客さんもネタに入り込みやすくなっている。

さらに「子どもの手伝い→網戸を洗う」「子どもの大人アピール→座頭市見て泣く」という変換能力の高さからもネタに組み込むボケの大喜利の強さがうかがえる。

ツッコミのニシダは振り回され役がとにかく上手い。

2人ともコントインする形ではツッコミはいかに振り回さるかが大事になってくる。
下手に全てのボケを否定しまうと、流れが不自然になりコント漫才の良さが出なくなる。

その点、ニシダはボケに振り回されるのと乗っかるのとの塩梅が非常に上手い。ツッコミの強弱、間、ワードも高く、サーヤとの相性がとてもいい。

ボケでもツッコミでも笑わせられるレベルの高いコンビだ。


ネタ数も豊富だ。M-1グランプリの予選では、3回戦、準々決勝、準決勝、敗者復活と全てネタを変えてきている。強いネタが1本だけ、ではなくクオリティを落とさず何本も作ることができる。

先日行われた単独ではほとんど新作の漫才を6本も披露したそうだ。多忙なスケジュールの中、新作漫才を作れるのは相当凄い。

その上、メディア用、ライブ用とネタを披露する場所によってボケを変更するなどクオリティも落とさずにしっかり使い分けることができる。

自身のYouTubeチャンネル『ララチューン』では単独ライブで披露したネタや企画動画などアップしており、開設1か月で登録者数は3万人を突破した。

トーク力

バラエティ番組で最も必要なものは、やはりトーク力だろう。ちゃんとオチのあるエピソードやツッコみやすい話題をいかに展開させるかが重要になってくる。アマチュアでそう言ったスキルを持つのは基本的に難しい。

しかし、ラランドはそれすらも兼ね揃えている。ラランドは珍しいキャラクターがあるため
「事務所はどこがいい?」
「現役のOLと大学生?」
「なんで退学したのか?」
などMCが引っかかるようなフックが多くあり、それに対する受け答えもしっかり用意している。


そんなラランドのトーク力が一番生きる場所がある。それがGERA放送局で配信されている「ラランドの声溜めラジオ」だ。

【ラランドラジオ#1】結成秘話!外堀から埋めるニシダ。

自分たちのパーソナルな部分をいじりながら、お互いがボケたり脱線したりエピソードトークも完全に出来上がっていて、メールに対するコメントだったりニシダをイジるラジオならではの共犯関係も出来上がっている。

アマチュアのラジオはどうしても内輪になってしまいがちなのだが、ラランドは一切そういうことはない。男女コンビということもあって声の聞き取りも楽。

とても聴きやすく、なおかつ面白い。

GERA放送局では他にもまんじゅう大帝国やザ・マミィ、ダニエルズなど注目の若手が配信しているが、ぶっちぎりでラランドの再生回数が多い。ここからも業界やお笑いファンからの注目度の高さがうかがえる。

これからの活躍

ラランドはここ最近テレビでの収録が多いらしく、しばらくはテレビで観ることも多くなりそうだ。

だからと言って、【キャラクターを消費されて終わり】というわけではないだろう。

漫才とトーク力、しっかりとした実力がある。

ここからどんどん活躍して、アマチュアから一気にスターダムへと駆け上がっていって欲しい。

いや、ラランドなら確実にスターになるはずだ。

今後もラランドから目が離せない。

(文:つちへん)

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コメント

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