プロフィール
コンビ名:銀兵衛(読み・ぎんべい)
結成:2017年
小松 海佑(こまつ みゆう) 写真左
生年月日 1996年12月9日
出身地 岩手県盛岡市
童顔のため同じ事務所のガクヅケの木田に狙われている
あゆむ 写真右
本名 吉木 歩夢(よしき あゆむ)
生年月日 1996年12月12日
出身地 宮城県仙台市
性欲が強く、衣装のズボンを壊したことがある。
事務所:マセキ芸能社
高校の同級生コンビ
2人とも東北出身でマセキに所属する前は、宮城県のお笑いプロダクション『お笑い集団ティーライズ』のライブに出演するなど仙台を中心に活動していた。
2019年の5月にマセキ芸能社所属。。
熱弁漫才
銀兵衛は芸歴2、3年目でありながら早くも独自の漫才スタイルを確立している。
それが”熱弁漫才“と呼ばれる変則的なしゃべくり漫才だ。
小松が舞台を広く使い、身振り手振りを駆使して持論を展開する。
ひたすらに観客に自分の持論をスティーブ・ジョブズのような熱量で語りかける。というよりも押し付けるに近い。
銀兵衛の”熱弁漫才”の特徴は偏見の強さにある。
この「メイド喫茶」のネタで小松は
可愛い女の子は膝を曲げない
という極端な持論を延々と展開していく。
「膝を曲げるのはダサい」という独特な偏見にあう具体例を次々に生み出し、最終的にはちょっと納得してしまいそうになる不思議な説得力がある。
このほかにも
「バナナ好き」っていう人は人生においてあまり大事な人ではない
パン屋の店員は笑ってないといけない
双子は友達が少ない
など偏見に満ち溢れた議題(漫才のテーマ)を問いかけてくる。
銀兵衛の魅力は『極論すぎてずっと何言ってるかわからない』という偏見の強さもあるが、うっすらと『ちょっとわかるかも…』というギリギリ共感できる部分が紛れているところにある。
その土台となる漫才のテーマやフレーズの言語感覚がしっかりしているから、偏見と共感が映えるようになっているのだ。
【縦】と【横】
同じくマセキ芸能社に所属し、M-1グランプリの審査員も務めるナイツの塙がM-1グランプリ2018の見取り図の漫才について、「横(相方)の意識しかないので、もう少し縦(お客さん)を意識すれば立体感が出る」と発言しているように、バランスが大事だ。
銀兵衛の漫才はお客さんとのやり取り、いわゆる【縦】の関係の強さで評価されていた。
先ほど紹介した「双子」や「メイド喫茶」も小松がひたすら喋る【縦】の笑いであり、「メイド喫茶」にいたってはあゆむは最初と最後に話すだけで数えてみたら27文字しか話していないなど【横】の笑いがほとんどなかった。
しかし、最近の銀兵衛は【横】との繋がりが強くなっている。
「1人で生きていける」みたいな顔をした巨乳はいない
貧乳は「1人で生きていける」みたいな顔をしすぎ
とまたしても持論を展開しているが、小松が持論を展開するだけでなくあゆむの合いの手や最後のクレイジーな一面などしゃべくり漫才らしい掛け合いが生まれている。
小松とあゆむの【横】の掛け合いが生まれたことで立体的な漫才になっている。
(↓あゆむの魅力についてはコチラの記事にまとめています)
この”熱弁漫才”のスタイルは現段階でもかなり面白いが、まだまだ成長していく漫才だ。
マセキの新星
銀兵衛は現在ライブを中心に活動していて、お笑いライブ・イベント主催会社K-PROのライブによく出ている。
特に代表の児島気奈に気に入られており、児島が「セブンルール」に出演した際に密着映像に銀兵衛がかなりの時間映っていた。
K-PROが2020年に立ち上げた注目度の高い若手芸人6組で結成されたユニット『チカミチダイブ』(銀兵衛、令和ロマン、リンダカラー、ラランド、オッパショ石、赤もみじ)にも選ばれるなど、実力・知名度を着実に磨き上げていく銀兵衛。
また5月3日からPodcastで自主ラジオ「#ドレミ転校生」を開始した。
メディアに取り上げられるのも時間の問題なので、今のうちにぜひチェックしておいてほしい。
(文:つちへん)
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